50代独身無職になりました

50代独身無職。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

3.11

3.11
東日本大震災からもう13年も経つ。

早いもんですね。

13年前のあの日。

まだ元気で頭もしっかりしていた
大好きだった母と一緒でした。


あの日あの時あの場所で


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おでけけはパートの休憩中でした。

午後の仕事に備える前、一旦家に戻って
ダラダラを満喫していて、完全にリラックス
していたと思います。

大きな揺れが続いたとき、まだ頭も身体も
しっかりした母と一緒に慌てて外に出て


家の中危ないから外に出るよ!
わかった、すぐ出るー

すごいまだ揺れてるよ
ほんと、揺れが続いてるきゃー

揺れてるね、うん危ないね

こんな言葉を交わす人がいるだけで、
心が安定していくことを感じられた日。


大好きだった母が
当たり前にいた13年前の春。

父も母もいなくなり、ひとり残った
今の自分を想像もしなかったけれど

当たり前だと思っていた現実、
この奇跡が無くなってはじめて

なんてしあわせだったのかと気付く。


大きな出来事があると
自分の中にあった常識や観念が壊される。

壊れて、そしてまた
新しく創られていく。


無職、独身。社会で生きていける
特別なスキルなんて持ってないけど

失ってきたからこそ

今、目の前にある
心地よさや豊かさやしあわせを

 

ジャッジをせずにめいっぱい
これからも感じていこうと決めた。

色とりどりの世界の中で
わたしの受け取る色を決めよう。

外に見えてるようで
自分が気付かないと見えない色を。