50代独身無職になりました

50代独身無職。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

生きた思い出を積み重ねて

だんそうのれいじん。と打ったら

断層の麗人
と出てしまい、軽くホラーな
土曜の朝を迎えたおでけけです。

おでけけの中で男装の麗人といえば!!

漫画の神様、手塚治虫先生の
リボンの騎士」のサファイア姫。

白馬に乗ったお姫様。
可愛かったなー。

物語らしく色々な困難がありながら、
最後はしあわせになるサファイア姫。

自分に無い物を求めるのは、
悲しきこの世の性でしょうか。

幼い頃、プリンセスに憧れていた
ごくごく普通の少女でした。

そういさせてくれた両親に感謝。

あしたは父の日。

去年は「枕が合わない」と言ってた父に、
ネットで買った枕を贈ることが出来た。

あまり感情や思ったことを表に出さない父が、
「枕か!!」と嬉しそうに受け取ってくれたっけ。

「ふふん。
お父さんのこと一番思ってるのはわたしよ。」

って言いたかった笑

もう今年は贈れないんだ。と思うと、
贈る人がいるってしあわせな事に感じる。

どんなに願っても、両親とはこれから
生きた思い出を重ねられない。

だから今、目の前に居る人たちと、
そして猫と生きた思い出を重ねていく。

がん宣告から1年未満で
あっという間に逝ってしまった父。

わたしに面倒かけないように
あっという間に母の後を追っていった。

もうあなたが山から採ってきた山椒や、
きのこが食べられないのが残念だ。

お金では買えないプライスレスな思い出を、
あなたと重ねることが出来なくて残念だ。

お父さん大好きだよ。
愛してる。

願わくばもう少し、もう少しだけ
長生きしてほしかったなあ。

父の日。

ちょっと恥ずかしいかもしれないけれど、
仲が悪いわけじゃないけどご無沙汰の人。

もし。
気が向いたらでいいから。

お母さんと比べると、どうしても扱いは
雑になりやすいお父さんのこと。

あなたなりに声かけたり、
大切にしてみて欲しいな。


親子でいられる期間なんて、
あっという間だから。