50代独身無職になりました

50代独身無職。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

桃の季節

桃の季節。
ミニストップの桃パフェ
美味しそう。

去年の桃の季節は
父が最後に生きた夏でした。

もう食欲もなく、それでもがんばって
病院から処方されたジュースを飲み、

生きてくれようとした父の姿は
未だ脳裏に焼き付いています。


お父さんに「桃」をと買って
仏壇に供えても、結局はわたしの
お腹の中に入れるのだけど。

そんな父が最後まで
「食べたい」「旨い」
と言ったのが桃だったからーーー

桃1個、食べきれなくても
父を想い買ってしまうのでした。


ある人が
「罪悪感は愛の証」と言っていて

「あの人にもっと○○してあげたかった。」
「もっと○○すれば良かった。」そんな
罪悪感は、愛していたからこそのもの。

愛が無かったらそもそも思わないし、
無関心だと。

この言葉を読んだとき
「たしかにそうとも言えるね。」と
少し気持ちが軽くなったおでけけでした。


暑い暑い夏。
父がいた最後の夏。
弱り行く最愛の父を見送った夏。

お父さん、元気かな。

わたしね おかげさまで
そこそこ元気だよ。

愛してる。
愛してくれてありがとう。



どうして死ぬのに生まれるの。
どうして無くなるのに有るの。


最初からなければいいのに。
そうしたら苦しくもない。

喜びも幸せも美味しいも
もふもふの可愛さや癒しも

たくさん感じたけれど

死んだらもう二度と生まれないと誓う。


天国にいったら父と一緒に
美味しい桃を食べたい。

「生まれ変わってもわたしでいたい!」
だなんて言える人には、なれそうもない。

いいのか、なれなくて。
自分にとってハードル高く設定し過ぎたかな。

桃のパフェ、買いにいこう。

日本のスウィーツは
世界一ィィィィイイィ!!

by おでけけシュトロハイム