50代独身無職になりました

50代独身無職。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

はじめの一歩は1mmで

派遣登録してきました。

Web面談、Web履歴書。
おお、今時ではないか。

PC使って担当者さんとお話をする。

希望の職種、勤務時間、職場までの距離、
過去の職種、退職した理由etc...

画面向こうの若くて可愛い担当者さんは
「色んな職種を経験されてるんですね!」
と言ってくれた。

…言い方ひとつで褒め言葉にもなる。

とりあえず今は登録のみ。

その後、希望条件に合いそうな所が
見つかったら連絡が来ることになった。


それにしても家でお仕事紹介出来る時代、
おでけけは付いていくのに精いっぱい。

こんなおばちゃんに派遣担当者さんは、
若くて可愛くて優しかった。


週3日~4日で、5、6時間希望。


秋に筋腫の開腹手術予定のため、
その後1か月くらいお休みする前提。

若くない、資格ない。条件出せる立場か。
と脳内の世間・常識さんが言う。

条件が合わなかったけれど、
それでも2つお仕事を紹介してくれて

職探しにもかかわらず
「大切にされてる感」があった。

今すぐ仕事に就けると思ってないし、
仕事に今すぐ就きたいワケじゃない。

「仕事、しなきゃまずいよな。」って
後ろめたさと、社会に取り残されてる感と、
誰も何も言ってないのに「脳内世間体」が
わたしに囁きかけてるのに負けただけ。

あと、ある人に相談したら

「派遣が最強だと思います。
仕事してて、色んな人見て思いました。
嫌だったら辞めればいいし。

手術することも担当者に
話しておけばいいだけですし。」

と教えてくれたのだ。


「思い切って、やってみる。」
「勇気を出していってみる。」
は、何度もやると出来なくなるから

これだったら自分にも出来るかな?
を大事にして動いてみる。

重い腰あげること。

面倒な気持ちを持っていること。

なんだかんだ変わりたいと言いながら
今の変わらない日常が心地よいこと。

そんなわたしのまんま、
派遣登録にチャレンジしてみる。

これなら今の自分でも出来そうだ。

結果、派遣に登録してみて良かった。

社会と繋がってる感や、お話するだけで
ひとり抱えて来た気持ちが軽くなる。

担当者さんは優しく、わたしよりも
断然カウンセリング力があるし、
資格だのなんだの役に立つもんない
わたしをバカにもせず、色々聞いてくれる。

早く登録すれば良かったと思ったくらいだ。

調子に乗ってもうひとつ、
派遣登録してきちゃおうかな。

登録しただけで実際働いてもないけど
「はじめの一歩」は1mmで。

小さな積み重ねの1mmをよくやったねって
自分をたくさん褒めたい。

セブンに売ってる猿田彦の美味しい
ブラックコーヒー缶買っちゃった。

1mmをただ認める、許す。

それ飲みながらブログを書いてる
無職という名の優雅なヒトコマ。