50代独身無職になりました

50代独身無職。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

普通というレベルが高すぎる

50代独身無職。HNおでけけ。
7年前にパートを辞めてから働いてない。

正確に言うと、単発バイトや
期間限定バイトはやった。

収入ないけど、市県民税確定するのに
毎年3月に申告に行ってる。

市役所から毎年お知らせの葉書きが届く。
今年は医療費をまとめた用紙も届いた。

申告に使う各種お知らせや領収書等を
持って申告に行くと、職員さんたちが
さくさくやってくれる。

父と2人暮らしの時から非課税世帯。
外から見たらそう見えないけど、なった時は
世間からのドロップアウト感が痛くて💦

ああ、ご近所でちゃんと出来てないの
わたしだけと思うと恥ずかしかった。

そんな中、自分にとっての
<生きやすさ>を選択したいから

「普通というレベルが高すぎる」んだわ。
と考えることに努力してる^^;

今年は父が亡くなって年金も止まるから、
家計見直しでいろいろ解約したのだ。


ひとつ解約金が戻ってきたので、
税金どうなるのかと思ったけど。

「控除合わせて今年も市県民税は
かかりませんね。」と笑顔で言われた。

世間からドロップアウトしてる
自分を確認する瞬間。。

20代の自分が今のわたしの姿を知ったら、
精神病むかもしれん。未来はわからない
から良かったわ。


普通に働いて
普通に愛する人と結婚して。

普通に子ども2人くらい育てて
普通に孫が出来て。


普通に子どもたちと孫に
見守られながら一生を終える。

...と、信じて疑わなかったのに。

よくよく見るとこの普通。ちょっと怖い。
このカタチから外れたら、いけないよって
先々代からの洗脳と呪いみたいだ。

不幸と決めたら不幸だ。
今は色んな価値があるって認識、
拡がってるだけでももうけもん。

わたしの親世代だったら、人生詰んでたかも。

親から継いだ古い家の
重くて大きい雨戸を閉めてたら、
近所のおじさんが話しかけてきた。

町内会費を集めてるとかで、
無職には痛い5,000円以上支払う。

父任せにしてたご近所経費やら
なんやらもかかるんだ。はぁ。

このおじさんは70歳代。
お家でミシンを扱う何かの仕事をしてる。

おじさん
「おでけけちゃん、仕事してるの?」

おでけけ
「いえ、無職なんです。」
堂々と言えるようになった。
というか慣れた。


血液型何型?A型よ。
っていうくらいの感覚だ。

成長という単語が適切なのかどうか
わからないが成長した。

おじさん「今は少ないから無理だけど、
多くなったらこんな内職やらない?」

と、内職する品を見せてもらう。

おでけけ
「え。いいんですか?お願いして。」

おじさん
「多い時は近くのお年寄りに頼んでるんだ。
多くなったら声かけるからさ。」

思いがけずお仕事の依頼が迷い込んだ。
内職だけど。母さんが夜なべをするやつ。

一度やったことあるけど、大変なわりに
何銭というのが納期もあり、いつまで
経っても終わらず嫌になって辞めたっけ。


1個何銭とかかな。
1個○円だったら高いよな。

このちまちまする内職が嫌になって、
外で働いた方がましってなるかもな。

色々計画を立てて、先回りする。
自分で色々とコントロールすることは
自分にとっての「安心材料」だった。

だけどこのコントロールって
言い返せば「怖いことを避けるため」
であり、怖いことを自分で確定させてる
なあと思って、やめた。

それはそれは怖いことだけど、
最近は意識してやめてみてる。

ノリでいってみよう。

ふるえるぞハート!
燃えつきるほどヒート!


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自分の心のBEATで決めよう。
心のBEATなんて感じたことないけど。

ノリでやって失敗して。
失敗が痛すぎて頭で考えるようになった。

思考で固めた行動は、失敗しにくいけど
こっちに傾きすぎて疲れてしまったから
またノリの方に行ってみたい。


...そうだなあ。

思いがけずな人生だったけど、
意外と楽しかったわい。

そう思えるおばあちゃんで、お茶目に
てへぺろ出来たら大成功だと思うから。

そんな方面に歩いているなら嬉しい。