50代独身無職になりました

50代独身無職。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

笑えたから決めたこと

ようやく子宮全摘手術日が決まったおでけけです。


手術日は9月下旬。
空いてる日が最短でそのあたりなんだそう。

担当の若い男性医師は可もなく不可もなく。

最初「こんな若造に大事な自分の開腹手術を
任せて大丈夫か!?と不安しかなかった。

が☆なんというかもう

腹も重いしでかい。手術するかしないかで
ずっとこれと付き合っていくのしんどい。

薬飲み続けるのも嫌だし、もう手放したい。
ぶっちゃけ、このことで悩むのヤダ。

...という心境になってきまして。

ここ数年、ずうーっと筋腫のことで
不安と恐怖と罪の意識に悩んできた。

痛いのは嫌だ。
手術なんてしたくはない。

出来るだけ「手術をしない」が正解で、
身体にとっても楽で自然なのだと
言い聞かせてきたけれど...



自然派思考でしんどくなった。

手術、運よく人生で一度も経験してない。
だから経験してもいい。


ナチュラ
身体によい物
自然な形が正解

をやってみて悩むだけ悩んだから、
もう終わらせたいな、と。


担当の若い先生になって
2回目の診察の時

「これだけ大きいし、手術
考える方向でいきましょう。」と

さらっと言ってくれたのですが
実はこの何気ない一言で

「手術、してもいっかな。」
と思えたのでした。

人によっては

男だし
若いし

人の身体のことだから手っ取り早く
手術なんて言えるんだろーなー。

患者の気持ちなんて
なーんも考えてない。

手術しちゃえば
いいだなんて言えるんだ。


こんな先生に手術してもらいたくねー
って思うんだろうけど。


さんざん手術に抵抗してきたわたしは

なんかこのサラッとして
他人ごとみたいな感じに

笑えた。

今までは悩んで、しかめっ面して、

不満と不安全開だったのに

笑えた自分がいて
ふっ。と緩んだんだよね。


カウンセラー時代に覚えてたのが

悩みを笑えた時
あなたは悩みの中の世界から
別の世界、ステージに立っている。

って言葉があって
「そんなもんなのかな。」
と思っていたけど

人が悩みを話しながら
そんな自分を笑えた時。

空気が明らかに変わる。というのを
何度も感じて来たおでけけ。

目には見えてない
解決したわけではない

だけど。

悩みを笑えた時と比べたら確実に
しあわせな選択が出来るようになる。

そんな大事な感覚で
これは真実だと信じてる。


変な理由だけど笑えたから
手術してもいっか。と思えた。


決断する大事なキッカケになったことでした。

 

どんな人でも決断しなければ
いけない時ってあるけど

真剣なことほど

ふっと笑えたら世界が緩んで、
緩んだ世界から始まる出発を楽しもうと
決められるのかも。と思うおでけけ。

 

関東平野

まだまだ暑いけど
夜は秋の虫の音が聴こえて

秋を感じつつある1日の始まり。

猫さんがわたしをかまってよと
にゃあにゃあ訴えます。

毎日かまっているのに
うるさい、まじうるさい。


どんな悩みもいつか笑える時が来る。

ふっと緩んで楽になっちゃった。
そんな緩い世界に生きたいやね。

 

おでけけ