50代独身(元無職)になりました

50代独身無職。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

夜逃げ屋日記←おススメ漫画☆

今日から仕事が3連休。
暦通りのおでけけです。

昨日は連休前だからかいつもより忙しく、
5時間の勤務だけなのにへとへとでした。。

そんな訳で連休を存分に楽しもう!と
映画や漫画、YouTubeでアニメ三昧も
いいなぁ♬と探してた時に見つけた

夜逃げ屋日記/宮野シンイチ氏著

news.yahoo.co.jp


「人間」という
異様な生き物を直視して
目が離せなくなりました。

重い話が苦手な人には
おススメ出来ないし、

生の賛歌を味わえてる
今だから読めた気がする。

DVとか毒親にトラウマがある人は、
自身の体験と重なることがあるかも。

おススメ漫画だけどほぼ実話らしく、
自己責任で読んでくだされ。


漫画内で出て来た
「夜逃げ」とは亡命。

という言葉がどんなにしっくり来たか。

これを描いてる漫画家目指して
がんばってきたシンイチさんへ

安っぽい言葉だけど
この作品を描いてくれてありがとう。
と思った。


おでけけは色々頑張っても
「普通」なんていう高水準は
今でも出すことが出来ない。

けれど、家族という閉ざされた国の
中で両親から死ね、いなくなれ!
なんて言われたことはない。

悪いことをすると
「橋の下に捨てて来ちゃうよ!」とは
言われたけど、冗談だと分かってた。


それでも。

母の認知症の時、わたしを縛る
母親という指導者から
逃げたいのに逃げられなくて

たった一人で真綿の檻にいる
みたいで辛かった。

苦しくて逃げたいのに
誰も頼れないし、助けてもらえない。

そんな絶望の中に
いたことを思い出して

漫画の中に出て来る人たちが
ぎりぎりの状態でだけどーーー

夜逃げ屋さんに出会えて良かった~
と心から感じました。

わたしはまだ、母が死んで
数年で解放されたけれど。

母親への憎しみと
過去の優しい想い出が
ぐちゃぐちゃになってしまう。

そんな登場人物の気持ちが
自分の昔と重なって読んでた。

人の手を借りて欲しいけど
自分ひとりでなんとかしなきゃ。
って無理だしキツイ。

猫の手は借りても可愛いだけ。

今はこの可愛いだけの手で
救われているおでけけです。

そして地震も心配。
暑さ対策も大切だし、無理せずいこう。