50代独身無職になりました

50代独身無職。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

どんなわたしも愛してやる

朝から茄子の味噌炒めを作ったおでけけです。

えらい。
一人きりの食事も、ちゃんと自炊して。

外に買いに行くのが暑すぎてだるい。
旬の夏野菜、茄子とピーマンを食べたい。

そんな理由からだけど、とりあえず
自分を褒めてみよう週間にしました。


最近作りまくってるなすの味噌炒めは、
食事処さくらさんレシピ。


www.youtube.com


「こういうのがいいんだよ。」


本当に。
自分でもやった感、作った充実感もあるし
ちょっとのひと手間で美味しくなるのがいい。

そんなレシピ満載の食事処さくらさん。
間違いない美味しさでお気に入り。


さて。
先日、突然「離婚したんだよ~!!」と
訪ねて来た高校時代の親友A美のこと。

ちと気がかかりなので、自分の
心の整理のためにもここで書いとこう。


結婚したものの旦那というパートナーと
心を通わすことが出来ず、孤独の中で
子育てしてきた彼女。

彼女の細腕に義父、義母、義兄の問題を
ひとり抱えて来たこと等で、今の孤独感や
寂しさに堪えきれないことがあるという。

離婚して独身になった彼女になんと
好きな人が出来、3回振られたらしい。

それでもまだ好きで忘れられず
ウジウジ悩む自分が嫌だと言っていた。

あらぬ妄想を掻き立てては無駄な
時間を過ごし、自分を責めてしまう。

 

元旦那さんは何ひとつ関わろうとせず、
心の穴を埋めてくれる誰か(好きな人)に
依存して頼りたくなるのは自然なこと。

子ども2人+猫一匹。
正社員になり仕事も多忙で毎日へとへと。

猫は癒しで可愛いけれど、
孤独と寂しさで仕方ないと言った。


同じではないけど、孤独感や寂しさ
という点では理解できる。

わたしも時折、孤独感と寂しさで
悲しくて涙が止まらないこともある。

死ねないから生きてるだけ。
...そんな日だって正直あるもんだ。


わたしからしたら彼女は
子どももいて、ご両親も健在で。

いつか手が離れる子どもたちだろうけど、
今ではなくて。今ではないのに、今から
それを怖がってて。

絶対に一人になりたくない。
という恐怖に縛られてるように見える。

「絶対に○○になりたくない。」は
禁止命令といって、逆にそっちに
ベクトルを向けてるようなもんだ。

そこに意識を向けてるから、
そこばかり見えてしまう。




あのさ
わたしなんてさ

この先家族、子どもいないし
頼りになる人なんて居ないよ。

両親は死んじゃうし、猫飼い始めたけど
古い親との思い出詰まったほどよく広い
一軒家で独り暮らしだよ。

孤独さでいったら、わたしのが上だよ。
上とか下とか関係ないのもわかってる。

彼氏はいるけど結婚してるわけじゃあない。
社会的なものがない分、軽く別れられる。

A美はわたしが持ってないもん
たくさん持ってんじゃん。

自分の孤独感と寂しさばっか見てさ、
何のドラマ盛り上げてんの。

そりゃあ孤独で寂しくてどうにかなるわ。


世の中、なにがあるかわからないよね。

A美だって離婚するなんてさ
数年前までは思わなかったでしょ。

せっかく建てた家を売りに出すなんて
思わなかったでしょ。

ってことはよ。

いくつになっても

世間でいうおばさんになっても

いつどんな時にA美のことを
愛してくれる男が来るかもしれない。
ってことじゃん。

この先、何がなにがあるか
どんなことがあるかなんて
わっかんないってことだよ。


もしかしたら振った男がさ

やっぱA美のことが世界一好きだ。
めちゃくちゃ愛してる、謝るから
これからの俺の行動で証明する!!

って来るかもしれないじゃない。

※その時あなたは「大したことない男に

なぜこんなに執着してたのか」と思う
であろう高確率で、うむ。※)


いつ、どこで、どんないい男に
愛されてもいいようにさ

自分を責めてる暇あるなら

自分をめちゃくちゃ
愛でんかーいボケェぇ!!

ってね、言ってやりたい。。


今はタイミングじゃなさそうだから
言わなかったけど。

こんな風に伝えてみた。


ちょっと提案なんだけどね。

A美はもうよくやってきたじゃん?
今だってめちゃくちゃやってるよね。

男が忘れられなくてウジウジするの
嫌だって言うけどさ。

どんな聖女だと思って
自分を位置づけしてるの。

ワタシタチ人間だよ?

心がズッタズタに傷ついてるのに
いつまでもウジウジするなって、

猫に「猫じゃらしで遊ぶな」って
言ってるようなもんだよ。

その状況でウジウジしない奴なんて、
逆に友だちに欲しくないわ。


「これ以上、どこまで
がんばればいいんだろう。」

って思ったら

「これ以上がんばりたくないほど、
がんばってきたんだなあ」ってさ
声かけてあげらたらどうかな。。

無理にするんじゃなくて
気が向いた時にでもさ。

がんばってる自分を
いっぱいよしよし
ヾ(・ω・`)して
褒めるんよ。

そうやってたら少しずつそのよくわからん
自己肯定感ってのが安定してくるかもよ。

いつどんないい男に
愛されてもいいようにさ

まずは自分を愛して愛しまくって
飼い猫くらい甘々に褒めてあげようよ。



ああ、なんかやだ
自分が暑苦しくて。

でもまずは、相手への執着を持ってる
ダメだな自分って思ってる自分のまま、
自分を自分で愛してあげること。

言葉で言うと「自愛」ってやつ。

長い目で見たらこっちをしたほうが結局、
A美の求めてることに近づくような気がした。


A美に言いたいことは
わたしに言いたいことだ。

だから
これからどんなわたしも褒めて
甘々にして自分を愛してやるって思った。

忘れても、自分責めしても
ここを思い出して戻ってくればいい。

わたしの最大の味方に
わたしがなってあげればいい。


どんな時も、片時も離れずに
一緒に居てくれたのはわたしだから。

あなたが傷ついてきたこと
あなたが喜びで満たされたこと

あなたが感じて来たすべて
わたしは見て来たよ。

だってずっと一緒にいたのだから。


ほら、飼い猫が教えてくれてるよ。

どんなわたしも愛されるにゃ。って。