50代独身無職になりました

50代独身無職。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

入院3日目

おでけけ入院日記です。

 

手術はおやつの時間予定でしたが、30分前に呼び出され担当看護師さんと一緒に歩いて手術室まで行きました。

 

手術室には何人もの医療スタッフさんが居て、代わる代わる「今日担当の○○です〜」と挨拶してくれます。正直、誰が誰かなんて覚えられないほどでした。

 

手術チームは仲良いらしく、雑談しながらリラックスしています。おでけけは何度も自分の名前と生年月日を確認され、あれよあれよと小さな手術ベッドに寝かされ、様々な器具を取り付けられます。

 

麻酔担当の○○です〜よろしくお願いします。これから麻酔入りますね〜徐々に眠くなりますよ〜と、呼吸器を着けられたまで覚えてるんですが「おでけけさん手術終わりましたよ!」で目覚めました。

 

寝たら手術終わってた。と言うけれど本当でした。

 

それから吐き気と朦朧とした意識で気持ち悪さmaxで、この吐き気をなんとかしてくれ〜!!という思いしかありません。吐き気止めが効くまでキツかったです。意識はあって、立会った義姉と兄、友人との会話は聞こえていましたが返事することにも出来ず、この日はただまな板の上の鯉状態でした。

 

脚には血栓を防ぐ機械がプシュープシューと動いて、マッサージしていましたが、おでけけの脚は細いため、あまり圧を感じませんでした。点滴の管、おしっこの管、色々オプションが付いていて早く外したいと思うしかありませんでした。

 

無力のまま、ベッドに横たわるわたし。術後だから仕方ないですが、普段当たり前に出来るだけでどれだけ恵まれてるのか知る瞬間です。

 

この日は絶食、次の日の12時まては水もダメ。辛いかと思いきや、食欲もないし喉の乾きもなんとか持ったのでそこまで辛くありません。それよりもお腹に力を入れると痛むので、お腹に力が入らない体勢を探すのですが、どんな動作もほぼ腹を使う為、こっちのがキツイです。

 

起き上がること、トイレでしゃがんで立つこと、寝返りetc…一週間で家に帰れるのだろうか?

 

なんと担当の若い男性医師が9月いっぱいで移動になるということで、ええっΣ😧てす。大きな病院なので移動はちょくちょくあるのですが手術して即転勤になるなんて、やっと慣れてきて、話しやすかったので💦残念です。

 

次の日、看護師さんにあるいてみましょう!と言われ、数メートル廊下を歩きました。まだ頭ふらふらですが、思ったよりもしっかりあるけてるようです。おしっこの管も抜けて、ようやくおしっこした感が戻ってきました。

 

この管があると、してるんだかしてないんだかわからない内に出てる間隔なので、気持ちスッキリしないんですよね。晴れて取れたので、次からはおしっこするたびに量を計測して記録せねばならない縛りが増えました。

 

便も出ないので、今日1日様子見て出なければ浣腸だって。絶食&流動食だから便が出なくても不思議ではないですけどね。ガスはその日の内にたくさん出てくれました!!

 

歩いて下のコンビニでなにか買おうと点滴持ったままふらふら出かけましたが、なんとな〜く下腹が痛むのですよね。急に走り出して横っ腹痛くなるような感覚に似てます。無理は禁物、とコンビニ前まで歩いて、その後即エレベーターに乗り帰ってきました。

 

階の踊り場に自販機があるのでほうじ茶を買い、なんとか病室までたどり着いた感じです。まだ腹の痛みもありしっかり歩けないので、100㍍くらいもっと歩きたかったけれど無理でした。

 

部屋が個室なのでリラックスできます。テレビ付いてるけど、テレビを見る気もないのでほぼ寝てます。寝ながら色々考えたり、夢見たりしてボーッとしている今日です。

 

入院して様々な人の助けを借りて生きてるので、独身で無職ですが人さまさまです。今は人の優しさを受け取る時期なんてしょうかね。与えなければ!と躍起になっても今は無力なので、周りの有能な人たちを活かす役割(世話される人)をこなします✨

 

今日のひとこと

身体は神さまからの贈り物。リボンをかけて労ります。労り方よくわからないとおでけけのようになります。なってもなんとかなるんですけどね。