50代独身(元無職)になりました

50代独身。無職歴8年。最愛の父の死後、おひとり様の日常。

会話上手なアイツ

おでけけです。

おでけけのお仕事先は、20代半ばが
平均年齢という若い職場です。

その中に一人、週1度だけ
助っ人として来るスタッフがいます。

彼(以後Y君)とは1カ月間同じ職場で
働いていたのですが、会社の辞令で
他店舗に移動となりました。

新しい人が入って来ると、
職場の雰囲気も変わりますが

彼の独特のコミュニケーションは
お客さんにも好かれやすい。

疎外感を感じたおでけけも、
Yが出社している日は精神的に
職場に行くのが楽でした。

結局Y君は移動になってしまい、
おでけけは残念に思っていたのです。


そんな昨日は、週1でY君が来る日。

他のスタッフが昼休憩に入り、
Y君と2人になった時間が出来ました。

Y君は言います
「さあ~これから何します?おでけけさん。」

こんなセリフ言われた事ないし…
なにも思い浮かばなかったおでけけ。

「若いスタッフの邪魔をしない。」
「正社員の仕事内容とは違うので、
自分の出来る事見つけて、コツコツ。」

しか頭にないわたしはーーー

おでけけ
「何すると言われても...
暇な時はゆっくり休んで下さい。」

と答えます。

Y君は言います。
「じゃあ、○○がどう売れるかな~
って一緒に考えましょう!!」と。

おでけけの脳内

「・・・一緒に考える?
あなたの仕事を?Why?」

思いもよらない展開になったのですが、

Y君は続けて
「質問です。人はどうしたら
○○が欲しいと思うと思いますか?」

おでけけ
「そうだなあ~Aの時、もしくはBとか?」

Y「そう、それです!あとは~ホニャララ」

おでけけ
「なるほどおぉー。
一理あります確かにねー。」

Y「おでけけさん!僕字が下手だから
書き出したの綺麗にまとめて下さい。」

おでけけ「えええー!清書するだけですよ」


どんどんと話が膨らんで、最終的に
そこに居たスタッフみんなで考えて
まとまった素敵な一覧表。

...みたいなのが出来上がりました。

この一覧に、微力ながらおでけけも
加われたことが嬉し恥ずかしでした。

職場での疎外感。
邪魔せぬように動くだけのわたし。

「僕の企画一緒に考えてください」と
巻き込んでくれたY君に、自分の能力を
惹きだして使ってもらえたんだなあと。

23才、会話上手なY君を尊敬しつつ、
いくつになっても勉強だと思いました。

出来ないことがあるとは、
ここに伸びしろがあるとも言えるし。

コミュニケーション上手くないこと。
ありのままの自分が間違ってるって
ことではないけど

ありのまんまでいいんだよー
よーしよしよし!な風潮に
少し飽きてきてて...

ありのままを赦したり認めることは
大事だけれど、自分を変えたい意思も
同じくらい大切。バランスがね。

Y君のコミュニケーション能力をどうにか
インストール出来ないのか。盗むにしても
地頭の良さが必須かも知れぬ。

人に小さな頼みごとをする。
そしてお礼を言う。

心理学でも理にかなってるけど、
実際にそれが出来るかどうかと。

実際、コミュニケーションうまいうまい
お化けな人もいるものでーーー

こんな風に会話上手になりたい
おでけけ。今日も仕事行ってきます!